Mondocera(モンドセラ) 繰り返し使えるセラミックコーヒーフィルター専門店です。長崎県波佐見焼の作陶家と窯業技術センターが共同考案した波佐見焼フィルターで、いつものコーヒーが専門店の味に。お酒フィルター【金の雫】は使用すると口当たりがまろやかになり、リーズナブルなお酒も上品に。プレゼントにもおすすめです。家カフェ・宅飲みの新常識にいかがですか?

波佐見焼フィルターの原料

波佐見焼セラミックコーヒーフィルターの原料

アルミナ鉱石。初耳でしょうか?

酸化アルミニウムいわゆる金属アルミ缶などの原料です。

因みに、ダイヤモンドの次に硬い物質です。

 

遠赤効果が大きいから豆を芯から温める

アルミナ鉱石は鉱物の中でも特に遠赤外線の放出量が大きく、豆の芯まで熱を浸透させるコーヒー用の器具としては最適なんです。

 

波佐見焼セラミックフィルターの99%はアルミナ鉱石で出来ています。

 

【砂状のアルミナ鉱石 黒と白の2色】

 

商品化の肝は配合

アルミナ鉱石の他、7種類の鉱石を季節や湿度などの変化要素を考慮し1g単位、水も1cc単位で調整しブレンドしています。

以前のBLOGでも書きましたが、フィルターの原材料は「砂」ですから固めるだけなら水分を多くすれば済みますが、水分を多くすると柔らかくなりすぎてろくろに入れた際に成型が非常に難かしくなり、うまく出来ても窯で焼くと割れが生じます。

ちょうどよい配合を探し当てる、これが開発に3年を要した理由です。

 

長崎県窯業技術センター

長崎には波佐見焼の他に三川内焼があり、隣には全国的に有名な有田焼もあります。

元は有田焼の下請けとして波佐見焼窯元は誕生しましたが、生活食器に活路を求め全国に浸透していきました。

今では日常食器として実に国内で2割のシェアを誇っています。

 

     【波佐見焼】        【三川内焼】         【有田焼】

 

 

そんな波佐見焼や三川内焼を長年支援し、長崎の窯業を支えてきたのが長崎県窯業技術センターで科学者や窯業技術に長けたプロ集団です。

センターは様々な物質特許を持ち、このセラミックフィルターも原料開発当時は成型などの技術的な問題がクリアできず商品化はまず無理だろうと言われていたそうです。

 

ある陶芸家がこの難解な原料の商品化に3年間かかって遂に完成したのが『波佐見焼フィルター』です。

他にはない原料と製法で新たな可能性を生み出しました。

 

”コーヒーメーカー”にも使えるコーヒーフィルター【2WAY・リフィル】

                     【目に見えない50ミクロン(髪の毛ほどの大きさ)の無数の孔が開いています】

 

*紙フィルターの代わりに使います

 

詰まらない・手入れが楽

今までにも陶器製のフィルターは他の産地で開発されすでに世に出回っていましたが、手入れなどが煩雑でフィルターとしての機能を失い、いつの間にか使われなくなるという現実がありました。

 

その点波佐見焼のフィルターは全く新しい原料と製法を取り入れたため週一程度の《熱湯での煮沸》だけで割れるまで使い続けられる簡便さを達成しました。

 

【メンテは鍋で2~3分煮沸するだけ】

 

美味しいコーヒーが飲みたい

 

 

 

コーヒーを嗜む者として陶芸家は紙フィルターの紙臭さが鼻につくと常々感じていたそうです。

セラミックの多孔質フィルターでろ過したワインが美味しくなることは判っていましたので、コーヒーに生かせないかと考え試行錯誤の末、納得がいく陶器が仕上がりました。

美味しいコーヒーが飲みたい一心が、波佐見焼セラミックコーヒーフィルターを誕生させました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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Mondocera(モンドセラ) 繰り返し使えるセラミックコーヒーフィルター専門店です。長崎県波佐見焼の作陶家と窯業技術センターが共同考案した波佐見焼フィルターで、いつものコーヒーが専門店の味に。お酒フィルター【金の雫】は使用すると口当たりがまろやかになり、リーズナブルなお酒も上品に。プレゼントにもおすすめです。家カフェ・宅飲みの新常識にいかがですか?

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