和食とコーヒーの話
朝食はご飯とみそ汁
とりとめのない話です。
昭和の時代・小学生の頃までは我が家の朝食は和食中心でした。
一般的な日本の家庭ではそれが普通だった時代でした。
麦入りご飯に魚とたくあんに味噌汁。たまに目玉焼き。
朝起きて、顔を洗って座布団に座ってご飯をかきこんで学校へダッシュする。
まあ、コーヒーが出てくる要素は全くありませんね。
【もろに昭和な感じの食卓ですが、当時は大体こんな感じだったと思います】
中学生になり朝食もパンをたまに食べながらコーヒーを覚えたように記憶しています。
まだインスタントコーヒーが主流でTVコマーシャルもよく見かけていました。
【ネスカフェ・ゴールドブレンドのCMが懐かしい】
食後の珈琲
食後のコーヒーを覚えたのもこの頃でした。
今となっては普通ですが、当時は『ご飯の後にコーヒー???』と驚かれるほどご飯とコーヒーは不釣り合いでした。
時代によりスタンダードが移り行く、流行というより生活スタイルの変化または文化の変化と呼ぶべきかもしれません。
現代のカフェ、当時の喫茶店で飲むコーヒーは別格でやはりプロが淹れるコーヒーは一味も二味も違うと、子供ながらに感じていました。私は人よりも喫茶店という存在が身近にあったので、コーヒーに触れる機会は同級生の誰より多かったと思います。
当時思ったのは、ご飯には日本茶。も悪くないが、コーヒーも合う。でした。
親は、夏こそ麦茶を飲んでいましたが、年中日本茶です。
それが普通だったからです。
もはや食後のコーヒーは当たり前
時は移り現代。どの飲食店に行っても必ずと言っていいほど食後、特にランチにはコーヒーが付いてきます。
蕎麦屋ですらコーヒーを置いてある店があるほどです。
日本人の生活にコーヒーが浸透し定着した証ですね。
時は脈々と流れ、習慣や文化・言葉すら状況に応じ変化します。
昭和、平成、令和と急激な変化を私たちは目の当たりにし、いつしかストレス社会などと呼ばれて久しくなりました。
個人個人で上手い事、ストレスと付き合ってゆくしかない現代人。
コーヒーで癒しを
衣食住の食は最も大事な生きる術です。
その食後をほっと一息、コーヒーで心を癒しましょうか?
とりとめのない話でした。