コーヒー豆の値段の差と味わい
コンビニでもドリップコーヒーが買える時代
今やコーヒーはコンビニで100円で飲める時代ですが、皆さん飲んでますか?
スタバでブラックコーヒーを飲んだことありますか?
星乃珈琲店・コメダ珈琲店・タリーズコーヒー・ドトールコーヒー・上島珈琲店・珈琲館等々。
コンビニのコーヒーマシン
上記専門店以外でもコンビニなどでコーヒーが飲める時代になり、私たちの生活に欠かせない飲み物になりました。
そもそもコンビニがコーヒーの提供を始めたことが、コーヒーが日本人の生活習慣にマッチし定着した証ですね。
若い世代を中心にラテやフラペチーノなど、ストレートコーヒー以外が大変な人気で”進化系コーヒー”とでも呼べそうな飲み物が増えましたが、決してリーズナブルな価格ではありません。
コーヒー豆の値段の差
ところで、コーヒー豆の値段の差ってご存じでしょうか?
安価な豆から高級豆までピンキリですよね?
下は150円/100gぐらいから上は4000円/100g近くします。
値段の差には理由があります。
生産量が少ない品種の豆は高く、広大な農園で大量に栽培したくさん流通している品種の豆は安いのです。
希少価値があるかないかの差です。
ただし、値段の分だけ美味しく感じるかどうかは個人差があり、焙煎深度や鮮度や淹れ方や保存法などに影響されるので一概に高ければ美味しいとは言えません。
確率的に高い豆はハズレが少ない、と個人的には思いますが。
世界的にも有名な高価な豆
有名なところでは『ブルーマウンテン』通称ブルマン。
ジャマイカのブルーマウンテン山脈の限られた地域でしか栽培されないという豆。
もう一つはジャコウネコの排泄物から採取した未消化の豆・インドネシアの『コピ・ルアク』。
どちらも希少価値が値段を高くしています。
ブルーマウンテン コピ・ルアク
『コピ・ルアク』は未体験ですが、ブルマンはさすがと思わせる風味とコクと酸味がコーヒーの王者と呼ぶに相応しい味わいだと感じました。
主観ですが、高い豆はスッキリとした中にもコクと酸味と甘さが程よくミックスされてるように思います。
なにより香りが格別です。
一方リーズナブルなコーヒーは、ただ苦くて濃いだけとか、風味がきついわりに味が薄いとか雑味を感じるとかそんな風に感じます。
煮詰まったコーヒーもそんな印象ですかね。(昔のジャズ喫茶で飲むコーヒーは大体煮詰まった安いコーヒでした)
まあ、そこまで高い豆にこだわらなくとも市販のブランドコーヒーでもドリップして飲めば、自分で淹れたという意識も相まってきっと満足のいく味わいになるはずです。
ほのかな酸味を優先するのか、甘さを優先するのか、コクを優先するのかで豆選びも変わってきますし、同じ豆でも焙煎の深さで味は変わります。
焙煎(ロースト)の仕方でも味は変わる
焙煎は大きく分けると3種類ですが、『浅煎り』・『中煎り』・『深煎り』を細分化して8段階が基本です。
浅煎りほど酸味が強く深煎りになるに従い苦みが強くなります。
豆の色が薄いのが浅煎りです。
色んな豆を試して好みに合ったコーヒーを探すのも楽しいですし、気分や食事との相性で豆を変えたり挽き方を変えたりコーヒーは意外と奥が深いですね。
本物は香りが違う
ハッキリしていることが一つだけあります。
本物のコーヒーは香りが違います。
ストレートにしろブレンドにしろ、芳醇な香りのコーヒーは良い豆を使っている証拠です。