コーヒー発祥の地 長崎・出島
江戸時代の唯一の貿易港・長崎
鎖国時に唯一海外との交易を許された港をもつ長崎。
当時の長崎に、日本で初めてオランダ人が持ち込んだと言われる珈琲。
神戸説もありますが『コーヒー発祥の地』として長崎も有力です。
長崎・出島 現在の出島・夜間はライトアップされて観光名所になっています。
長崎の繁華街・浜の町に『ウミノ』という老舗喫茶店がありました。
(長崎出身のスーパースターがまだ長崎にいたころにアルバイトしていたと噂になったほどの名店です)
現在は閉店してしまいましたがコーヒーが美味しいことで名を馳せた、最も歴史のある喫茶店でした。
学生の頃飲んだ母の店のコーヒーも美味しかったのですが『ウミノ』の珈琲は別格でした。
数えるほどしか飲んだことはありませんが、今でも風味豊かな珈琲を覚えています。
歴史が育んだ味と言えます。
身近な環境で美味しいコーヒーを飲んできたからこそ、たくさんの人に本物のコーヒーを味わって欲しいと思う今日この頃です。
朝一のコーヒーは活力の元
起き抜けに1杯、良い香りがするテーブルで飲むコーヒーを想像してみてください。
ミルで中煎り豆を粗挽きで2杯分挽きドリップでサーバーに落とせば、風味豊かなコーヒーがそこにあります。
飲めばハツラツとした気分で1日を過ごせます。
平日はバターコーヒーにして飲むので、休日はゆっくりとした時間を楽しむために、気に入った豆で2杯分のストレートコーヒーを新聞に目を通しながら時間をかけて飲み干します。
このルーティーンはもう何十年も変わっていません。
こういう日常の小さな幸せこそ人生には欠かせない貴重な時間だと思えるようになりました。
色んな経験をして、人生はなんて辛いんだろうと何べんも思いましたが、通り過ぎてしまえばそれも貴重な体験になっていることに気づきます。
コーヒーを飲みながらそんなことを考えて、また明日から仕事に精出してたくさん稼いで、周りの人たちに少しだけ幸せのおすそ分けが出来たら理想の人生になるんじゃないかなぁと思っています。
『コーヒー発祥の地・長崎』。
方言もきついしこんな田舎なんてと思っていますが、少しだけ自慢してみました。